ベトナムの不妊検査(男性)
45歳からの妊活。
今回は旦那様がホーチミンのハンフック病院で受診した、男性の不妊検査についてお伝えします。
<目次>
初診の手続き
男性の場合も初診の場合は諸手続きがあります。内容は女性の検査と同じです。
❶パスポートを提出(コピーを取って病院保管)
❷受付に設置のカメラで写真撮影
❸身長・体重・血圧測定
❹書類への記入(住所、緊急連絡先、健康に関する質問等)
※旦那様の検査の時も、保険会社に医療通訳者の派遣をお願いしておきましたので、通訳者が適宜フォローしてくれます。
通訳者派遣など予約の流れはこちらをご参照ください。
問診・採血・採尿
初診の受付手続きが終ったら、別室で看護師の問診です(5分程度)。
タバコは吸うか(一日の喫煙本数)、飲酒頻度や量、性交頻度、健康状態などについて聞かれます。
その後採血と採尿です。採血は日本と同じですが、採尿については、トイレの中に紙コップを置くスペースは無く、直接看護師へ手渡しします。
精液採取
精液の採取は採精室(メンズルーム)という専用の部屋で行います。看護師から容器(約10㎝四方)を渡され、採精室へ案内されます。採精が終ったら部屋の向かい側の棚に置くように言われます。
メンズルームはこのようなこじんまりした部屋です。
ヘッドホンは無く、日本ほどには防音環境は整っていないようです。
DVD等は置いておらず、正面のTVはUSBを選択すると、アダルト映像が2種類入っていたそうです。何故か映像は日本のものでしたが、出演している女性はメイクが濃い目で東南アジアっぽい雰囲気があったそうです(⁈)。
環境ばっちりとは言えない感じですので、ご自身でイヤホンを持参しスマホ等で好みの映像をご覧になる方が良いかもしれません。
採精後は部屋の向い側の棚に容器を置いたところ、棚の奥の窓が開き、部屋に入るように看護師に言われたそうです。
看護師が、本人確認およびきちんと採精されたか容器をチェックしたら終了です。
日本の場合はできるだけ病院スタッフと顔を合わせないように配慮されているかと思いますが、ベトナムの場合、その点はオープンかもしれません。
会計
男性の不妊検査(血液・精液)は200万VND(1万円)くらいでした。産婦人科の受付で支払い(カード払いも可能)をしました。
検査結果は初診受付の際に届け出したEメールアドレスに当日送信するということでしたが、数日経っても届かず。病院へ直接問い合わせをして結果を送信してもらいました(予約手続きをした保険会社へ問い合わせすることも可能)。
男性の不妊検査についても予約制のため、待ち時間無くスムーズに受診できました(全体で40分位)。