45歳からの妊活@ホーチミン→茨城

2019年10月、45歳の時にベトナムのホーチミンで妊活をはじめました(現在は茨城県在住)。このブログには私の妊活体験を載せています。

明日結果を聞きに行きます。

45歳からの妊活。

 

2回目にして人生最後の採卵手術。

一昨日採卵できた卵子は1個。

まさに綱渡りのギリギリ状態。

 

このたった1個の卵子が、無事に受精し、移植できる状態まで育ってくれているか。

 

その結果は明日わかります。

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3ヶ月前に受けた1回目の採卵結果は、採卵できた卵子が3個。

受精できたのが2個。

移植できるまで育った受精卵は無し。

 

という結果を鑑みると、あまり期待しないで結果を聞きに行った方が良さそうですが…。

 

もし、最悪の結果だった場合、我々の不妊治療は明日で終わることになります。

 

もちろん、受精卵が無事に育っていて、その後移植して、妊娠が成立して、出産まで、まだまだ妊活が続くという結果が嬉しいに決まっていますが、そうそう甘いものではないと覚悟しなくてはなりません。

 

思い返せば、2年前に妊活を始めた頃は甘く考えていました。

 

40代での妊娠率が極めて低いことは、情報として知ってはいましたが、自分たちは例外のような気がして、すぐに子供ができるのではないかと思っていました。

 

でも、現実は甘くはなかったです。

 

加えて、ベトナムでも日本でも、不妊治療に行った病院では、妊娠するには年齢的に非常に厳しいということを、まず最初に告げられました。

 

それがキツかったですね。

 

健康のことなど、自分で改善の努力ができることなら良いのですが、年齢だけはどうにもなりませんから。

 

生理でリセットする度に、「やっぱりこの歳だとダメか〜」「今までの自分の人生、どこかで何かが間違っていたのだろうか?」「妊娠できない私は欠陥のあるダメな人間だ」などと、クヨクヨしたものです。

 

それでも何とか、年齢のハンデをひっくり返して、妊娠・出産までたどり着きたいと思って自分の心を鼓舞してきましたが、もう限界です。

 

妊活生活では仕事などの活動にも制限があり、引きこもりがちの生活です。

これは心の健康にとって非常に良くない状態です。

 

私の場合、昨年末に知り合いのいない土地に引っ越してきて、人と会う機会も少なく、そんな中で家に引きこもりながら、終わりのない不毛な不妊治療に取り組んでいるうちに、すっかり自分に自信が持てなくなってしまいました。

 

それに、卵子の残りも極めて少なく、老化も進んでいるようです(前回採卵した受精卵は劣化により成長が止まったとカルテに書かれていました)。

 

これ以上体外受精にチャレンジしたところで、成功するとは思えません。

 

なので、明日でダメだったら、もう不妊治療はやめることにします。

 

それでも、もし妊活の結果が残念に終わったとしても、この2年間、妊活に取り組めたことには感謝しています。

 

数年前までの私は、子供は欲しいけれど、自分には無理だと諦めていました。

それが45歳になって、一緒に子供を育てたいと思える人と結婚できて、妊活にも取り組めたわけです。

 

子供ができたら楽しいだろうなと夢を見られたことや、妊活を通じて旦那様との絆を深められたこと、出口のない不妊治療に苦しんでいる人の気持ちがやっと少しわかったことなど。

 

妊活をしたからこそ経験できたことがたくさんあります。

 

この2年間の妊活は、きっと、これからの人生に何らかの意味を持っているに違いありません。

 

今は心が落ち着きませんが、どんな結果でも運命なのだと受け止められるように、気持ちをしっかり持ちたいと思います。

 

本当は旦那様にも結果を一緒に聞きに行ってほしいけれど、採卵手術の日も休暇を取ってもらっちゃったので、そうもいきません。

 

今回も一人で結果を聞きに行かねばなりませんが、なんとか心の強い自分になって、結果を冷静に受け止められるように頑張ります。

 
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