45歳からの妊活@ホーチミン→茨城

2019年10月、45歳の時にベトナムのホーチミンで妊活をはじめました(現在は茨城県在住)。このブログには私の妊活体験を載せています。

妊活開始までの経緯(前半)

妊活ブログをスタートするにあたり、45歳で妊活を始めるまでの経緯(前半)をお伝えします。

 

自分の気持ちに蓋をした、以前の結婚生活

 

我々夫婦は再婚同士。私自身は約15年間の結婚生活を経験しています。

私は三人姉妹の賑やかな家庭に育ちましたので、ごく自然に、結婚したら子供を持ちたいと思っていました。そのことがあまりにも当たり前すぎて、結婚前に元のパートナーと子供についてどう思っているか、話をすることなく結婚しました。

 

ところが…

 

子供を持ちたいというのは当たり前なことではなかったんですね。元パートナーに「子供はいなくてもいい」と言われた時、大変驚くとともに、「結婚前にちゃんと話し合っておくべきだった」と後悔しました。

 

それでも、「子供は結婚生活の大きな要素ではあるものの、全てではない」。「夫婦には色々な形があることを受け入れなくてはならない」と自分に言い聞かせました。

 本当はその後、子供について改めて話し合うべきだったのかもしれません。でも、子供のこと以外でも問題が生じてしまい、話す機会がないまま月日が流れました。

 

そのような結婚生活なら、もっと早く終わらせても良かったのかもしれません。しかし当時の私は、離婚なんて言語道断、結婚したら如何なることがあろうとも、最後まで添い遂げねばならないという、呪縛のような思い込みがありました。

 

世間体を気にしていたのかもしれないし、経済的な心配や離婚して独りになるのが怖かったのかもしれません。とにかく結婚生活を継続させるのが自分の義務なのだから、パートナーが希望するのであれば、子供を産まない人生を受け入れ、夫婦だけの人生をどう歩むかを考えて努力することにしました。

 

そして、「子供を持ちたい」という自分の想いは心の奥に封印することにしました。

 

でも…。

 

周りから「お子さんは?」と聞かれる度に、「今は仕事を頑張りたい時なんで…」などと答えつつ、心はチクッとしていました。女性として生まれながらも、子供を産まない決断をしたことに対し、なんとも言えない後ろめたさや寂しさを感じていました。

 

43歳で離婚し子供は完全に諦める

 

色々あっても何とか結婚生活を続けようと努めて15年。でも、結婚生活の歯車は上手く噛み合いませんでした。

 

40歳を越えて自分に自信もついてきたのでしょう。43歳の時にようやく離婚を決意。

 

その時は、この先もう結婚できないだろうし、老後も独りでも仕方がない。ましてや子供なんて年齢的に絶対無理だと覚悟しました。

それでも、親や妹達、甥っ子や姪っ子もいるし、友人にも恵まれているから、きっと楽しく生きていける。そんな風に自分を励まし、独りになることができました。

 

これからの人生、「命のバトンを繋ぐ」という人としての使命を果たせないことへの申し訳なさや、「女性として本能的に子供を産みたいと想う気持ち」を抑制した悲しみを抱えることにはなりますが、そういった想いを乗り越えて生きていこう。子供を産まなかった分、別の形で周りの人を幸せにしていく人生を送ろう。

 

43歳の時、そんな風に考え、再出発しました。

 

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