「言葉にする」が課題です
45歳からの妊活
先週は、生理による妊活リセットと、日本への帰国の件が重なり、久々にブルーになってしまいました。
でも、旦那様へ八つ当たりしたおかげで、だいぶん気持ちが落ち着きました。(旦那様には大迷惑だったと思いますが😅)
そして今回、「自分の本当の気持ちは、案外きちんと言葉にできていない」ということ、そして、「言葉にしないと旦那様には伝わらない(気持ちを察してもらうのは難しい)」ということに改めて気がつきました。
女性は感情、男性は論理
よく聞く言葉ですが、まさにそうだなと思いました。
旦那様に八つ当たりしていた時、私の頭の中は混乱状態で、何が不安なのかが明らかになっていないのに、口から不満や不安の言葉が次々と出ていました。
つまり、口から出ている言葉が真の気持ちを表しているわけではない状態です。
一方で旦那様の方は、私がわめき散らしている言葉を一生懸命聞いていて、その内容を理解した上で、どうしたら良いかを考えようとしているのです。
本当の気持ちが言葉になっているわけでないので、旦那様が何を言っても、こちらの気持ちがおさまる訳はないんですけど…。
(一生懸命聞いてくれていたのにごめんなさい)
私側から言うと、妊活のリセットによる落胆と、日本帰国による環境変化への不安がいっぱいな気持ちをわかってほしかっただけなのです。
だから、背中でもさすりながら、「大丈夫だよ」と言ってくれるだけで良いのです。
女性同士だと、言葉の内容よりも相手の様子を見て気持ちを察することが多いので、結構そういうことは分かり合えるのですが、多くの男性は、まず言葉の理解を優先しますね。
もちろん気持ちを察するのが得意な男性もいるとは思いますが…。
妊活中の落胆を分析
妊活中は、ホルモン的に一番調子の悪い時に生理でリセットされてガックリし、心が乱れがちです。
私の場合、生理がくると、「今月も妊娠できなかった」ということから、以下のような負のスパイラル思考が展開します。
→歳も歳だし、このまま子供が授からなかったらどうなるだろう?
→子供の産めない私を妻にして、旦那様は後悔していないだろうか?
→旦那様にとって私が妻のままで良いのだろうか?
→子供の産めない私に落胆し、旦那様が他の人を求めたらどうしよう?
→結婚のために仕事も辞めてしまったし、子供も授からず、旦那様にも捨てられたら、何もない私の人生どうなるんだろう?
→孤独で惨めな人生になってしまう。それは絶望的だ。
ということで悲しくなるわけです。
旦那様は、「子供が授からなくても、二人でも楽しく生きていけるよ」と言ってくれていますし、元気な時は何でこういう思考回路になるのか自分でも不思議なくらいなのですが、ガックリモードに入るとこうなってしまいます。
妊活中のプレッシャーに負けないために
妊活、特に不妊治療をされる方の中には、妊活のために仕事を辞められた方もいらっしゃると思います。
スケジュールに自由がきくので、治療をスムーズに進めるには良いですよね。
職場に気を遣うストレスもなくなりますし。
でもその分、何としても妊活を成功させなくてはという、違うプレッシャーが出てきてしまうのではないでしょうか。
仕事があれば、経済的にも社会的にも自立していることから、自分への自信と心の余裕が持てます。
ところが、そういうものがなくなってしまうと、妊活の成果が出なかった時に、自分には何もないような気がするというか、自分の存在が小さく感じられてしまいます。
まずはそうならないようにしなくてはですね。
簡単ではありませんが、こう考えてみたいと思います。
「後で後悔しないためにも、今は妊活を優先させる時期。仕事など他のことが思うようにできないのは当然。むしろ、妊活を優先し、前向きに取り組むなんてなかなかできないこと。それができる自分は素晴らしい。」
でもやっぱり、ちゃんと言葉にできたなら
漠然とした不安に襲われないように、自分を見失わないようにしようと思いますが、それでもやっぱり、気持ちをうまく言葉にできると良いですね。
私の場合、不安な気持ちが大きくなると、気持ちの整理が完了する前に、色々と別の言葉を感情的に発してしまうので、とても厄介です。
多くの男性は言葉で理解するので、きちんと気持ちを整理してから、言葉で伝えられるようになれると良いなと思います。
もちろん、旦那様等男性の皆様にも、上手く言葉にできないくらいに大変不安な気持ちになっているのだから、そこを察して、気持ちに共感してほしいなとも思いますけれど、男女のコミュニケーションは違うので、難しいのかもしれませんね。
妊活のおかげで、揺れ動く自分の気持ちと向き合い、その中で良い夫婦関係を続けるにはどうすれば良いかなど、日々色々考えさせられたり、気づかせてもらっています。