ブライダルチェックを振り返る

45歳からの妊活。

今思えばですが、結婚前（約1年前）に受けたブライダルチェックについて、もっとこうしておけば良かったというところがあり、ちょっと振り返ってみました。

ブライダルチェック項目

私が受けたブライダルチェックの項目は以下です。

1. 内診

2. 超音波検査（経膣）エコー

3. 子宮頚部細胞診（子宮頸がん検査）

4. クラミジア・淋菌PCR検査（子宮頚管擦過物検査）

5. 梅毒

6. 肝炎ウイルス（B型肝炎抗原、C型肝炎抗体）

7. HIV抗体

8. 女性ホルモン( LH、FSH、エストラジオール、プロラクチン)

9. 末梢血（血液検査）

そして、オプションだったので受けなかった項目

10. HPV DNAハイリスクスクリーニング

11. 抗ミュラー管ホルモン（AMH）抗体（卵巣に卵がどのくらい残っているか）

12. 風疹抗体検査

13. 腫瘍マーカー　CA125

1年前のブライダルチェック では、今回ホーチミンの不妊検査で問題のあった、「11.抗ミュラー管ホルモン」は、オプションだったので受けていなかったのです。

1年前の反省点

今振り返ると、1年前は自分の妊娠力を過信していたというか、知識不足だったなと反省しています。

妊娠についての知識があれば、オプション項目も受診して、残りの卵子が少ないことを1年前に認識でき、もっと早く不妊治療を始められていたのではないかと思うと残念です。

または、検査の時に先生にもっと真剣に妊娠したいと伝えていれば、その時に先生から現実の厳しさを教えてもらえていたのかもと思います。

実は先生が、「妊娠を希望しているのですか？」と聞いてきた時、私は、「この歳で妊娠したいと思うのは変なのかな？」と、なんだか気恥ずかしくなりました。

そして、「近々結婚するので、念のために病気が無いのかを調べたくて…」という言い方をしてしまいました。

この言い方だと、先生もとりあえず基本のパッケージだけ検査すればいいやと思いますよね。

もっと真剣に、「子供が欲しいんです」と言っていたら、オプション検査を勧められたり、年齢的に妊娠率が低いから、早めに不妊治療を始めた方が良いと言ってもらえたのかもしれません。

一応その時、「妊娠を妨げる病気などは無いということでよろしいのでしょうか？」と確認してはみましたが、本気で子供が欲しいという熱意までは見せられませんでした。

そのため先生からは、「まぁ特に問題はないですよ」と言われ、私は、「なんだ大丈夫なんだ」と楽天的に受け取ってしまいました。

その後ホーチミンで約半年間、きっとそのうちに妊娠できるだろうと甘く考え、時間を経過させてしまいました。

これからの人には伝えたい

時計の針は戻せませんので、過去を後悔したところでどうにもなりません。

だから今の私には、できる限りのことを、できるだけ早めにやるしかないのが現実です。

でも、まだ私より時間のある人達には、是非伝えたいです。

「ブライダルチェックや不妊検査を受けるなら、真剣に、そしてできるだけ早く受けて、自分の状態を知った方が良い」と。

時が経てば経つ程可能性が低くなるのが妊娠。

どうしても、誰にでもいつか期限が来てしまう。

だから今後、子供を作るのを今にするかどうか迷っている人に会ったら、「検査して自分の状態を知ることだけでも早目にやっておいた方が良いよ」と、私の後悔を含めて伝えたいです。

後悔を乗り越えてこれから

私はこれまで、自分の人生を精一杯生きてきたつもりですが、子供のことについては、もっと知識をつけておくべきだったと思わずにはいられません。

そんな私ではありますが、それでも、まだ可能性はゼロではありません。

旦那様とともに、心身の健康増進に取り組み、できる限りのことにトライしていくつもりです。

夫婦とも40代。

我々の妊活は、まず受精、そして次に着床と、妊娠成立までそれぞれ大変難易度が高いです。

これから生まれて来てくれる子供にとっては、無事に生まれるまで困難な障害だらけ。

でも、どうにかそれらを軽やかに逞しく乗り越えて、私達夫婦のもとに生まれてきてほしい。

何とか間に合ってくれますように…。