45歳からの妊活@ホーチミン→茨城

2019年10月、45歳の時にベトナムのホーチミンで妊活をはじめました(現在は茨城県在住)。このブログには私の妊活体験を載せています。

異常受精の可能性あるも移植を決断

45歳からの妊活。

 

現在、2回目にして人生最後の体外受精にチャレンジ中です。

採卵手術は3日前。今日は採卵した1個の受精卵の状況を聞いてきました。

 

結果はグレード2。一応移植はできる状態でした。

 

この病院では、体外受精3日目の初期胚を、その細胞分割の質によりグレード分けしています。

 

・グレード1と2→移植可

・グレード3→移植しても良いが、妊娠の可能性が低いので数日経過観察し、胚盤胞まで育ったら移植を勧める

・グレード4以下→質が悪いので移植不可

 

3ヶ月前は3個採卵して2個受精しましたが、初期胚はそれぞれグレード3と4でした。

 

その時は、グレード3の初期胚について、胚盤胞になれるかどうか数日待ちましたが、途中で成長が止まり、結局移植はできませんでした。

 

前回と比べると、今回はグレード2なので、良かったかなと思いきや、先生から「異常受精(1PN)の可能性があります」と言われてしまいました。

 

「異常受精?それ何?」と困惑。

 

これは、採卵翌日の受精卵は、通常、細胞の前核が2個(卵子由来と精子由来)見えるところ、我々の受精卵では1個しか見えなかったということだそうです。

 

原因は、「①染色体異常の可能性」、「②核が2個見える時間は短いので、病院で観察した時間とタイミングが合わず、2個の核が既に融合して1個になった」、「③2個の核が重なっていて1個に見えた」といった原因があるそうです。

 

①だと移植しても流産の可能性が高く、②③だと正常胚と変わらない妊娠・出産率になるとのこと。

 

先生からは、「このままの初期胚を凍結して移植しても良いが流産の可能性が高い。もし原因が①だった場合、このまま数日待つと、ほぼ胚盤胞にならない。なので今は凍結せずに数日様子を見るのも選択肢の一つ。もし胚盤胞まで行けば、妊娠の確率は上がる」と言われました。

 

これは難しい判断でした。

 

前回のように胚盤胞になるのを待った結果、途中で成長が止まり移植できなくなる可能性も高いので…。

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悩みましたが、今の状態で初期胚を凍結し、移植に進むことにしました。

 

「胚盤胞まで育つのを待っている途中に成長が止まる」のと、「移植して流産する」こと。どちらも残念ですが、それでも途中でダメになるなら、病院の培養液の中で果てるより、私のお腹の中での方が、気持ち的に納得できるのではと考えたからです。

 

何といっても最後の体外受精ですから、少しでも前に進みたい。

そんな想いから、リスクはあるものの、移植を決断しました。

 

移植に向けての準備は、次の生理が来てからのスタート。

子宮鏡等いくつかの検査を経て、子宮の状態を着床できるように整えていくそうです。

 

移植が成功するかどうか。

着床しやすい身体作りには取り組みますが、大きな不安要素がある中での移植ですので、神頼みというか、祈って運を天に任せる心境でもあります。

 
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